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当院の治療方針

 生まれつきの病がある人は別として、大体の方は知らず知らずとして、日常生活が原因で病にかかります。
 なぜ、病にかかるのでしょうか、1つの判断基準として、スマートフォン、PCによるストレートネックや猫背、 運動不足による筋力低下、飲食の偏り、過度の精神的なストレス、身体の硬さなどがあげられます。
 どうして、そういう身体になってしまったかを理解して、良い方向性に持っていくのがユウ鍼灸院での施術です。
鍼灸という治療を選択したのは、即効性があるからです。

​ いくら即効性がある鍼灸と言えども、長年積み重なってできた病はそうそう1回では治せません。
10年かけてできたワインの味を1年で同じものを出せ、10年かけてできた技術を1年でやれと言っているように等しいことはお分かりでしょうか。
人によってはできる人もいるでしょうが、人それぞれ能力は異なります。
 なら、どうしたら良いのか、まずはご自身の日常生活を少しでもいいものに、変えていくことです。
ユウ鍼灸院では、機能訓練型デイサービスでの運動経験より、日常生活での運動指導にも力を入れています。
 鍼灸をして運動をするのと、運動だけでは、鍼灸&運動の方がパフォーマンスの向上を経験より感じています。
 一緒に痛みの少ない健康的な身体作りをしてみませんか?

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お灸の魅力や効用

 お灸は皆様どのようなイメージを持っているのでしょうか。
 年配の方は、親指ぐらいの大きさの艾を皮膚に直接燃やすイメージを持ち、 最近の方々は、せんねん灸という市販で売られているものを想像すると思われます。
 当院のお灸は、米粒より小さい大きさの艾を皮膚に直接燃やし軽く刺激を与えます。 
お灸に使われる艾という物は、『よもぎの葉の裏の毛』のみを乾燥させてできたものです。
もともと、よもぎには薬用としても使われているため、食べても飲んでも良し、切り傷やアトピーなどの改善として皮膚に振れさせても良し、お灸として刺激を与えても良しなどなど、凄く身体に良い植物なんです。
 お灸の効果は、まず艾を焼いたものを皮膚に直接刺激を与えることで、身体の修復のため、異種タンパク質を出し、それが免疫機能を向上させます。また、温熱作用によるリラックス効果や血流(特に毛細血管)の改善により、整形疾患はもちろん内科的な疾患、自律神経失調症、冷え症にも幅広く対応できます。
 最近では、モクサアフリカ(Moxafrica)と呼ばれるイギリスの鍼灸師たちが2008年に創立したチャリティ団体により、薬剤耐性菌の結核やHIV/AIDSとの複合感染による結核を日本伝統の直接灸(お灸)で治す、症状を抑える研究がされています。その研究結果は非常に良く、今後の医療費の削減につながり、薬剤と異なり副作用も少ないお灸は世界的にこれから注目される治療の1つになるだろうと考えられます。

 これを読んで怖くなった方もいると思いますが、火傷をしたくない方には、極力火傷をしないようにします。
 しかし、お身体の状態によってはお灸本来の効果を発揮させるのに必要な方には、ご理解を頂ければと思います。
 実際に身体が悪い方には、お灸をすえても、心地よい熱さ又は、熱を全く感じません。
 それは、本来人の感じる皮膚感覚(触圧覚、痛覚、冷覚、温覚)のうち、温覚(熱さを感じる)異常が起きている為と考えれます。
 しっかり熱を身体の中に通すことにより、温覚異常を改善させることにより、自律神経の改善にも私は繋がっていると考えています。
お灸は、受けた日よりも次の日以降に効果を実感する患者様が多いです。

 

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